Collaboration2012-6 仕事納めにあたって思うこと

12月7日に大津で開かれた福祉施設と企業との商談会に出展してきました。
でもとてもいい勉強をさせてもらってきました。
最大の収穫は「第二いぶきのモノづくりは 間違ってない」と思えたこと。
これは決して奢りでもなく、訪れる方々とのやりとりを通して肌で感じたこと。
そういう点では、仲間も職員も、実際に作っている人がもっともっとお客さんと触れる機会を作ることを大切に したいと改めて思いました。
その一方で、昨日の生協でのいきなりだんごの販売でのこと。
生協の前を通っていたおじさんが寄ってきて,いろいろと話しかけて最後に「障害者はごみやで、働らかないかん」と言われたそうです。
他のお客さんが「そんなことないね」と言ってくださったようですが、店番の人達の気持ちを思うと胸が 苦しくなります。
大切な人たちのことをそう見られることに、静かに、とても静かに怒りを感じます。
同時に思 うことは、僕たちがやらなければならないことについて。
今年は、3月の松本さんのことをはじめ「かけが えのない存在」や「いのち」について今まで以上に考える一年でした。
今あらためて思うのは、死ぬまで生き続 ける私たちひとりひとりの心の中に、社会のそんなことに動じない「誇り」を築き続けなきゃいけないなという こと。
奢りでもうぬぼれでもない、とても優しくて強くてしなやかな「誇り」。
そんな「生命を生ききる」ため のナカマでありシゴトでありいぶきでなきゃいけないなと思っています。
なんとか無事一年のシゴトを納められるのはとても幸せなことです。
一年間おつかれさまでした。
ありがとうご ざいます。
そして、来年も、ともに向き合い続けるチームでありたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたし ます。
どうぞ穏やかな年越しをお過ごしください。