年の終わりには、それらしいことを書きたいものだと思いながら・・・。6月13日からテスト版を含めて、本紙も19号まで出すことができました。本当に不定期を極めた発行状況になりましたがきまぐれにおつきあいいただきありがとうございました。
いろいろな思いで始めたCollaborationでしたが、きっかけは随分前に読んだソニーの出井元社長の講演録でした。そこには「組織のトップは、自分が何を感じ、何を考えているのかを明確に示していく必要がある」という言葉がありました。もちろんいぶきのトップはもちろん横山理事長ですし、いぶきは民間会社のようにトップダウンの組織でもありません。ですが、「ここ」をどうしていきたいかをみんなで議論していくにあたって、北川が何をどう感じて考えているかを語っていくことをいい加減にしてはいけないと思ったのでした。ほんのさわりしかできなかったかもしれませんが、所長が何を感じ、どの会議でどんなことが話されていて、これからどんなことがあるのかをみんなで共有していくことが、みんなの気持ちをひとつにしていくことの第一歩だと今でも思っています。
新年はいぶきにとって、おそらく大変な苦難が予想される年になりそうです。ですが、少なくとも、今いるみんなで「力をあわせて乗り切ろうとしていること」をひとりひとりが実感できる一年にしたいと心から思っています。一年間本当にお疲れ様でした。お互いの努力を認めねぎらいつつ・・・・来年への糧にしましょう。どうぞよろしく。