2017-0730 ありがとうの会

滞在2時間。往復7時間。
週末、松本まで。
どうしてもいいたかった御礼をいいに。

小康状態を見計らってご自宅も訪ねたのは去年のGW。
コーヒーたてて待ってたぞと、自慢気に家中を案内してくださりました。
持参した招き猫マドレーヌを見て、「今日はねこが来るにちがいないって奥さんに話してたんや」とニコニコしてたっけ。

その存在のどこが僕にとって特別だったのか…。
献花台のむこう、スクリーンに映し出された笑顔を見ながら少しわかった気がしました。
遠くにいたけれど、この人の役にたてること、期待されることが嬉しいと思わせてくれる人。
笑顔で親指たてて僕の大きな役目を示してくれていた貴重な人だったんだなあとあらためて気づきました。
誰のせいにもしない、自分が最終ラインだとずっと思いこんできた僕に、忘れた頃にそっと差し出してくれる安心に、僕は救われてきたんだということ。

いつも誉めてくれた百々染のストール巻いて訪れたキッセイ文化ホールは、折しも16年前に初めてお会いした全国大会の会場。
その時に務められた事務局長の任を、その2年後の岐阜大会で務めたのが僕でした。

訃報をうけてからもう一月もたつから、大丈夫かなと思ってました。
でも、やっぱり悔しいな。

「明日、退院できることになりました」
あのメールは、もう一回来いよということだったんかな。

「すわさん、ありがとう」の会
900名近い方が参加されたとのこと。

「この悲しみのすべてを前進の力に換えていきます」
亡き後を担っていかれる方と交わしたコトバ。

ご一緒できた幸せを、僕も前進の力に注いでいこうと思います。
かけがえのないいのちと向き合い続けるこのシゴトの誇りを忘
れずに

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