「を、に」から「が」へ。まだまだだなぁ。

昨晩は、ラジオに出演しておりました。
東海地域ではよく聴かれているFM局にて。
先々週に収録を終えていたのですが、ボク自身としてはなんとも思い出したくないような有様。
よって聴く気は全くなかったのに、不思議なものです。
FBを開いたら告知がどーんと目に入り、ふと時計を見たら、まさにOAが始まろうとしていたなんて…。
自分の口から出たものを潔く自分の耳で確かめるのも我が努めと、ラジオのスイッチをいれたのでした。
で…。編集ってすごいなと思いました。
ありがとうございました…笑
それからナビゲーターの鉄平さん
いろいろお世話をおかけいたしました。
写真 2013-09-09 20 12 13.jpg
ウィスキーグラス傾けながら聴いた夜のラジオ
ウィスキー傾けていたのは、
そうしたくなるようなことが数時間前にあったから…。
まだ、具体的には言えません。
でも、あらためて思ったことがあります。
まず、ボクたちは、障害のある人のことを「どう支えるか」ということから議論を始めてしまう傾向が、まだまだ強いんだなあということ。
昨晩もそうでした。
これ、反省…。
実はちがうんですよね。
昨晩の課題は、ある「地域の課題」をどうするかという議論。
その時に、障害のある人「を」…という視点から始めてしまうと、時に前向きな議論ができなくなってしまうことがあります。
なぜなら、利害が相反するものになってしまうことがあるから。
そうならないためには、発想の転換が必要なわけで、
それは、障害のある人を、「支えてもらうだけの人」から「人を支え地域を元気にする主体的な存在」としていくこと。
障害のある方が、ご自身のことをどう考えるかということではなくて、こういうシゴトをしているボクたちが、そういう考え方をもっていく必要があります。
だいぶ抜けたと思っていたんです。
いぶきのモノづくりが大きく伸びた理由のひとつが、そういう発想の転換をしたことにあります。
「ねこの約束」もそう。
ボクたちはこの街に何ができるか…という視点に立ったときに、一気に人の輪が広がっていきました。
百々染もそう。
モノづくりの仲間同士としてたくさんの方とのおつきあいが広がりました。
昨晩もそうでした。
ボクたちが、障害のある仲間たちが、この地域に何ができるだろうか…
そういうスイッチが入った瞬間、話は一気に進み
その場にいる人の間に、共通の「絵」が見えたような気がします。
スイッチが入るまでちょっと時間がかかったということは
まだ、完全に身体にしみついていないということ。
だから、ちょっと
ウィスキー、飲みながら考えていました。
まだまだなぁって。
簡単そうで難しいこと
でも、それを考えるほど楽しいことはありません。
その楽しみの笑顔、
僕たちだけじゃなくて、地域の人、みんなに届けたいと思っています!