善は急げ

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初めて岐阜に来たのは、1996年の秋
採用試験を受けるにあたって初めていぶきを見学させてもらった時のことでした。
赤い電車にのって、この橋を渡って、そこからみた山並みと、これまた初めて見た長良川の風景に、なんとなく今までに住んだことのないタイプの町だな…とふと思った記憶があります。
台風一過
まだ吹き返しの風が強い中、
同じ橋をわたって向かうのは3日目の百々染展
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スタッフが奮闘しておりました
アテンドしている工房のスタッフが丁度いない時間帯
お客さんが途切れたとき、彼女から申し出がありました。
「やっぱり、もっとお客さんにいろいろ実感として伝えたいから、私も染めてみたい!」
そういう感覚、好きです
染めたことないから伝えられない…じゃなくって
もっと伝えるために、どうすればよいかってすぐ考える人
(裏を返すと、前者のタイプの人が多くてうんざりすることもよくあります…)
彼女、見学はしているのですが、実際に染の工程をすべて経験しているわけではありません。
ボクのいたらなさをスタッフのやる気でカバーしてもらう…。
善は急げということで早速今日、お店の定休日を使って第二いぶきに来ることになっています。
こういうことはさっさと実行することも好き!
さてさて、今日は雲ひとつない青空
最低気温が一気に下がった感じで、第二いぶきのみんなの体調が心配ですが、
今週もしっかりスタートをきろうと思います
ちなみに、昨日、夕方には工房のスタッフがショップに戻ったはず…。
今日の「実習」に備えて、どんな打合せが始まっていたことでしょう…!?
ショップのスタッフが実習をしたいと思ったもうひとつの理由
工房のスタッフがお客様に、現場のこと、作り手のことを丁寧に話すのを見て、「ああいう風に話したい」と思ったから…
ショップと工房
作り手と売り手の間に生まれるリスペクト
そしてともに伝え手となる
ボクも、もっと素敵な伝え手となろう