自然なひと手間

今月のはじめの給食にあったコーヒーゼリーも発端のひとつかもしれません。
調理側からすればカップを配るだけのほうがもちろん簡単。
でもゼリーがお皿に入っていて、生クリームとチェリーがのっていたのが運のつき!食べる側からは、見た目と食べやすさ(介助のしやすさ)もあって好評・・・になってしまいましたね(笑)
昨日の昼食のフルーツヨーグルトを食べながら考えました。
ささいなことかもしれないけれども、この「ひと手間かける」ことを、どのようにつなげていくといいのだろうかと。
気持ちをこめなければ「ひと手間」は発生しないわけで、そのひと手間に気持がこめられていることを感じ取る人がいなければ、その気持ちが日の目をみることはないわけです。
気持ちを感じ取れる感性と、それに対して返される気持ち(感謝ですかね)があることで、相乗的にどんどん「ひと手間かける気持ち」がはぐくまれていくのだと思います。
ややこしいことを書きました。
要は、ひと手間かけるようにしたいと改めて思っています。
わざわざ、顔を見に挨拶にいく、請求書に一筆箋を添える、用事を伝える前に名前を呼ぶ、などなど。ありがとうをしっかりいうこともそうかもしれません。
小さい時に、母親からあなたは面倒臭がり屋だとよくいわれました。
基本的な性格はなおらないそうです。
でも、ひと手間を自然にかけられるオトナでありたいと思っています。
【Collaboration2007 vol.5より】