仲間の人生を軸にして

今週、長女が幼稚園に行き始め、小さくて大きな一歩を感じる日々です。
古田さんの長男も小学校入学したそうで、登校する後姿に感動の涙を流したとか・・・。同感です。(笑)
 入園式のビデオに映る娘の姿は緊張そのものでした。
名前をよばれるときちんと返事をしたのに感心するものの、同時にふと気づいたことがありました。
泣いたり、遊びまわったりして座っていられない子と、そうでない子とでは先生からかまわれる量が全然違うんだなということ。
自分の番がくるのを緊張して待っていて、そのピークで、すごく頑張って、やっとできたんだ(返事をし終わった後でもゆるみきらない頬にそんな様子がうかがえました)ということをしっかり受け止めてもらったかな・・・という不安(そんな子が数人いました)。
職業柄か初日からタチの悪い親です。
諸先輩方々に笑われそうですね。
 誤解を恐れずに書いたのは、画面をみながら、ついつい、新しい社会人としてのスタートをきった仲間たちの気持ちと結び付けてしまったからです。
期待と不安が入り混じる緊張感の表し方は万別かもしれませんが、その日々を、しっかり受け止めていくことを改めて確認していきたいと思いました。
 この4月5日は、第二いぶきの日常に新しい仲間が加わった日ではなく、仲間一人ひとりの人生に第二いぶきが、私たち一人ひとりが関わりを始めた日です。
職員一人ひとりの意識の確認と調整を定期的にしていきましょう。
ささいなひとつひとつでも、私たちは、仲間と社会(で生きていくうえで必要な)それぞれの目線とものさしをともに携えた支援を心がけていきたいと思います。
【Collaboration2007 vol.4より】