Collaboration vo.13

前号が9月13日号だったことに愕然としてしまいました。ごめんなさい。
 9月28日にオープンスペースCANの方々が見学にこられました。その中のお一人の方(保護者の方)があとから感想をくださいましたのでご紹介しておきます。
 「施設の印象は明るくて天井が高く清潔さがとても嬉しく感じました。ケーキを焼くいい香りがだたよっていることに加え、かって帰ったオレンジパウンドケーキ?のおいしかったこと。甘さも控えめ、コクとまろやかさがあって、甘ければよいという”よくある施設のケーキ”でなかったことに感激しました。また買いたいなという気持ちになっています。職員のみなさんの一生懸命さがみえて、通所してこられる仲間たちへのプログラムなどの内容のことも知り、この熱意があってこそのいぶきをうらやましく思った次第です」
 必要以上に謙遜したり胸を張ったりする必要はありませんね。言葉どおりに素直に受け取りたいと思いました。この方が見学の帰り際にいわれたことは「いつも施設を見学に来ると、悲しい気持ちになって帰るんです。でも今日は、こんなところに息子も通わせたいなあという気持ちです。見せてもらってよかったです」とのことでした。ひとつひとつの言葉に勇気をもらいます。
 ところで、絵画展・写真展に関する業務や当日の担当については、いろいろ負担をかけています。施設として取り組むことと後援会として取り組むことの線引きがあいまいに感じるところもあるかもしれません。ですが、つきつめると仲間の思いや私たちの思いを実現していくことや、仲間や私たちの暮らしを守っていくことにつながっていくことには変わりありませんよね。その辺りは十分に理解していただいていること、嬉しく思います。大変だったり、テレビでタイミングの悪い番組があったりしても、ここまできたら、力をあわせてやることはやりましょう!
 ところで、保護者や関係者の中に、今なお絵画展に反対の方々がおられることはご存知のとおりです。ですが、いうには及びませんが、くれぐれも誤解のないようにしてくださいね。賛成にしろ反対にしろその根底にあるものはいぶきを大切に思う気持ち、いぶきが大好きという気持ちです。また、反対だと面と向かっていってくれることは私たちへの信頼あってのことです。ここまで準備してきている事実と最初から反対している意見とでは折り合うところはないかもしれません。ですが、もしそういう話をする機会があっても、笑ってごまかしたりかわしたりしないでください。私としては、どう思われるかもしれないのに意見をぶつけてくれる勇気に敬意をもちながら、それに向き合うことで、お互いの信頼をさらに深める機会にしたいと思っています。この件について賛成と反対で対立する必要は何もありません。職員においてはこの点を忘れずにいてください。念のため確認しておきます。