2020-0219 新型コロナウィルスへの対応について

北川の名前で、「いぶきの小窓」と私個人のFBに以下の一文を掲載しました。
いよいよ岐阜にも忍び寄ってきている感じ。
現場のとまどいもあると思いますが、いつもどおり丁寧に暮らしを支えてもらえると嬉しく思います。
北川も含め、誰がいつ罹患するかどうかわかりません。
万一のとき、決して個人が嫌な思いをすることがないように、丁寧な言動に努めていきたいと思います。ご理解ご協力をお願いします。

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昨日よりいぶき福祉会の事業所においては、新型コロナウィルスを念頭に、感染および感染拡大予防の対応レベルを切り上げています。
基本は厚労省のガイドラインに基づきつつ、10年前の新型インフルエンザの時の経験も踏まえながら落ち着いて対応していきたいと思っています。

いぶき福祉会は、施設の枠を大きく超えて、地域社会の様々なところで活動をしております。お邪魔したりお迎えしたり、お届けしたりお預かりしたりと人もモノが活発に行き交う結び目のひとつになっています。
それゆえ、私どもの判断だけで日頃と異なる言動をすると、皆さまの意にそぐわぬ場面もでてきてしまうかもしれません。ご迷惑をおかけすることがないよう丁寧に判断してまいりますが、どうぞ障害のある利用者の安心・安全を考慮の上とご理解いただき、ご容赦いただければ幸いです。
お気になさる点がございましたら、その都度遠慮なくお伝えくださるようお願いいたします。私をはじめ管理職の方で対応させていただきます。

法人スタッフには以下のように指示をしております。
・利用者さんの年度末のお楽しみ外出なども、人がたくさんいる閉鎖空間への外出は避けること
・早期発見、万一のときの経路把握のための検温の徹底
・見学の受け入れ時期の再調整
・職員の出張・研修参加の必要性の確認
・多人数が参加する主催行事運営の再点検
・その他、新型インフルエンザの際の対応の再起動
これをスタッフ間で共有するにあたり、安全の名の下になんでも中止・縮小してしまうことを懸念しないわけではありません。
しかし、この状況をいかに対話と協働をもって乗り切っていくかを問われていると受け止め、こんなメッセージも伝えています。
・責任は法人でとること
・君たちを信頼しているからいつもどおりで大丈夫だからということ
・紋切り型ではなく、考え悩み対話をしながら工夫をしていこうということ
・これからもこういうことはいくらでもある。みんなで考えながら乗り切るいい機会にしよう。

今回の件にかぎらず、いろいろな方がその状況状況で不安を抱えておられることと思います。
私たちは、いつ誰が弱い立場になるかもしれない流動的な関係の中で日々をすごしているということをあらためて胸に記しながら、私たちにできることを愚直に取り組んでいきたいと思っております。