2018‐0801 つむぎアート展

「ロビーをいろいろな展示につかってみませんか?」
いぶきのほど近く、岐阜信用金庫近島支店の支店長さんからそんなお声掛けをいただいたのは、年が変わったころのことでした。
地域のために信用金庫はいかにあるべきかと熱く語られる支店長のお話に、聞き入ってしまったことが忘れられません。

年度替わりやいぶきふれあいまつりの準備などでなかなか準備ができなかったり、注文した額縁の入荷が遅れたりして今になってしまったのですが、その分とっても素敵なギャラリーができあがりました。

いぶきの仲間たちの作品が、信用金庫のお客さんたちの心を和ませてくれています。
そして、ここからまた新しい何かが始まるんです!

 

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社会福祉法人いぶき福祉会紡ぎアート展へようこそ

社会福祉法人いぶき福祉会は、障害のある人の活動や暮らしを支え広げることに取り組んでいます。
誕生したのは今から23年前の1995年のことです。
今では岐阜市内では、ここ島小学校区や岐阜市北部の三輪地区の事業所に120名をこえる障害のある人たちが通っています。
そこでは、お菓子(カリントウやマドレーヌ、ポン菓子も)やジャムを作っている人がいます。
お米や野菜やお茶を作っている人もいます。
フェルト細工や、草木染や、紙漉きをしている人もいます。
特別支援学校を卒業したばかりの人もいれば、70歳ちかい人までいます。
夕方、学校が終わってから、のんびりしに来るこどもたちもいます。
「いぶき」に通う人たちは、みんな知的や身体の障害があって、いろんな生きづらさを感じている人たちだったりします。
それでも、ここを訪ねてくださる方は、「みんな生き生きと活動していて、見ていて楽しくなるしホッとするね」といってくださります。
私たちも、そういう場所でありたいと思い続けています。

「障害」をひとことで語ることは難しかったりしますが、私たちいぶき福祉会は、障害のある人も地域で安心して当たり前に暮らせるようになることを願い、様々な取組みを進めています。

この度、そんなみんなが描いた絵や作品を、ここ岐阜信用金庫近島支店のロビーで飾らせていただけることになりました。
描くことが大好きな人はたくさんいますが、こうして展示していただける機会はなかなかないので、とても嬉しくて、ドキドキしています。

「少しずつでも、みんなの心がつながりますように。」
そう願って、「紡ぎアート展」と名付けました。

お楽しみいただければ、幸いです。
どうぞ、ゆっくりご覧ください。

いぶき福祉会 利用者・職員一同