2017-0727 場を開く

縁側のある作業所。
このお宅を借りることになったとき、すぐに思い浮かんだのは、日当たりのいい縁側で、みんながわいわいすごしている風景でした。
スタッフの頑張りと大好きな建築家・酒井さんのお力添えで、それがどんどんカタチになってきています。
誰も暮らさなくなって託された古民家に、今日も職人さんたちがどんどん生命を吹き込んでくれていました。

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いぶき福祉会の作業所は、どの敷地にも門もしきりもありません。
心もオープンだし、いろんなところにどんどん出かけるし…。
でも建物は表に開いた構造になっていないものが多くて、別に意図はないんだけれども、その「何となく開いていない感」がずっともどかしかった。
何年か前には第二いぶきの一角に「いきなりだんご屋さん」を開いたりもしていたけれど、諸事情で続けられなかったし。(昨日車で買いに来てくださった方がいてびっくり!)

だから、この縁側ができあがるのを、実はとても楽しみにしています。
スタッフに任せた案件なので、僕は静かにじっと楽しみにしています。

先に仕上がった別棟の玄関先にはかき氷機。
来週にはちっちゃなマルシェが開かれます。
縁側はまだだけれど、まずは軒先から、場を開いてくれるみたいです。

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