岐阜県森林文化アカデミー主催の古民家リノベーション講座の第3回初日。岐阜市金華地区の対象物件と周辺の現地調査活動から始まった一日でした。全国から集った方々とグループになって様々な可能性をさぐるのですが、建築関係の方のスケールの扱いは様になります。これもまた職人の世界。
普段車でしか移動しない道筋を歩いて回ると見えるものがたくさんありました。15年前に連れて行ってもらった古民家の料亭はもうありませんでした。昔ながらの喫茶店は味気ないハウスメーカーの住宅になっていました。そんな様子を目で追いながら、そこに暮らす街の人のコトバを拾って歩きました。
岐阜善光寺の住職のお話も伺うことができましたが、私自身は少し居残ってご挨拶。実はきちんとご挨拶をするのは初めてでしたが、先日も善光寺オリジナル御朱印帳について、第二いぶきの本和紙表紙のものを認めてくださり、大量のご注文をいただいたばかり。あらためて御礼を申し上げました。ご住職夫妻いわく、たくさんの御朱印帳を手にするけれども、今回のものはまさに逸品だと。そのコトバをそのまま作り手たちに伝えたいと思いました。
本日の講座時間の後には第二いぶきに移動。私が不在の間にスタッフに任せていた新商品開発mtgの進捗を打合せ。内容は、10月にリリース予定でまだ試作中なので内緒です。これからは京都に本部があり、岐阜のシティータワー43内でも飲食店を営むNPO法人エクスクラメーション・スタイルの板倉さんとの共同作業になります。
インターンの小島との打合せは彼女を岐阜駅まで送る40分。先週から取り組み始めた活動「ねこの約束サポーター」展開の計画を詰めました。動き出したい衝動を抑えながら、「何のために、何をどう伝え、繋がるのか」を確かめ合う時間になりました。
本部に戻って、今日の来客対応をお願いしていたスタッフから話をきくと、お客様をお迎えした利用者さんがとってもご機嫌だったとのこと。お客様自身からも昼間のうちにご一報はいただいていたので、それと相まってなんだかとてもおおらかな気持ちになりました。
ところで夕方の移動中には、とあるIT関連の企業から連絡がありました。お盆の間に画策して提案したものに対するリアクション。◎の返答でした。善は急げ。今月中にはカタチにして、来月頭にはリリースすることになりますので、もう少しお待ち下さい。
明日は美濃の森林文化アカデミーで一日缶詰作業。夕方からは後援会の役員会です。