こどもたちの学校参観に足を運びました。
今の学校の参観日は、授業を見る訳じゃないんですね。
そういう日は別にあるのかな…。
ひとつひとつはそれなりに参加したりするのですが、全体像はあんまり理解していません。
メインイベントは娘がピアノ伴奏を任されたという合唱&合奏…。
案の定、親バカです。
曲は復興支援ソング「花は咲く」でした
人前に出ることを好まず、
授業でも「目立たないようにしている！」と家で胸を張って（笑）話していた娘が、
自分から立候補して、
校内セレクション？をうけて、
こうして臆せずやっている姿には、正直驚いています。
半年前、ピアノの先生に推されてある発表会に出場したことがあります。
そこで見事に…つっかえてしまい…!!
あ〜あ…とさっさと帰ろうと思っているところに、どんでん返しの特別賞
スラスラと弾かねばならないと思い込んでいるボクたち素人とは違う判断基準がそこにはあるようで（当然か…）、
何かを感じ、何かを評し、こういうカタチで彼女に送られた無言のメッセージは、
「大丈夫だから、自信を持って、もっと努力して前に進みなさい」
そんな感じだったのでしょう。
そこからの変化は見違えるよう。
もちろん世間的には大したことない変化です。
でもひとりの子どもの中では、とても大きな変化。
矢印の大きさも長さも変わらないけれども、
厚みが変わったようなイメージ。
長さは地道に継続することで、
大きさは、よき仲間を得ることでかなうものだから、これから次第です。
ひとりの子どもの中での小さなプラスの変化。
でも、何千何万と集まることで、世界って変わるんだろうな…。
いきなり広げてしまいましたが、そんな気すらします。
子どもたちのタクトをふるう先生方の尽力にも頭がさがります。
ボクにはボクのタクトがあります。
厚みと長さと大きさと…。
親業も、シゴトでも
もいちど意識しなおします。
