第二いぶきには、5つのグループがあります。
そのひとつの「こらぼ」は、比較的ゆっくりとした日課で、からだのケアもしながら、モノづくりをはじめとするいろんな活動に取り組んでいるグループです。
第二いぶきを利用する皆さんは、知的な障害のある方やあわせて身体的な障害のある方だったりするのですが、こらぼのメンバーは「重度の重複障害」や「重症心身障害」と表現される状況にある方が多くなっています。
そのこらぼのメンバーを中心に取り組んでいる活動のひとつが紙漉き。
その紙漉きの様子をお伝えしているFacebookページが「かみの縁」というページです。
少し前置きが長くなったのですが、この「かみの縁」のページが、最近なかなかいい感じなのです。
たまらんです!
宣伝?
いえ、下心がないので宣伝ではありません…笑
ですから、一度ご覧になってください。
ボクは、第二いぶきの利用者さんたちに会えてよかったと思っています。
人前でお話させていただく時、いつも使う表現はANCHER。
イカリです。
船が波に流されてしまわないように、しっかり水底で支えてくれている。
ミナモを自由に漂って、動き回ってもいいけれども、流されちゃいかんぞって。
調子のったらいかんぞって。
第二いぶきは、癒しの場所でもまして施しの場所でもありません。
働く場ではあるけれども、それだけでは物足りない。
ここは、「生きる場所」
もっというなら「生ききる場所」
ここでガンバレ、ずっと頑張り続けろということではなく
「生きてることを、思いっきり実感しあおうね」という感じです。
そのカタチが、働くことであったり、季節を感じることであったり、喜怒哀楽をともにすることであったりするだけ。
ボクは、いつもそれを突きつけてくれる第二いぶきの皆の存在をアンカーにして、
いろんな「生ききる」カタチを実らせるために、
ボクにできることを続けていきたいと思います。
かみの縁Facebookページ