一緒に議論を

やっとメンバーがそろいました。
6月1日からコラボに入ってもらう看護師・増田さんを含めたこのメンバーで今年度の第二いぶきは動いていくことになります。
ここまで職員体制がなかなかそろわなかったことは未だかつてないことでした。
皆さんには大変は負担をかけたことと思います。
 もっとも、人数がそろって即万全でないことも事実。
引き継ぎや連携の確認などで、むしろこれからが大変、これからが本番と気を引き締めあっていただいていることと思います。
環境への慣れてきて新たな一面をのぞかせはじめている仲間や、天候も影響して気持ちや身体の調子を崩しやすくなっている仲間などもでてきています。
年間の波としては予測されていたことです。
職員チームとしてしっかり受け止めていきたいと思います。
 先日の保護者役員会。
前川さん・堀さん・高瀬さん・井川さんの現役員とは最後の会でした。
役員会では、北川も基本的になんでも話して、意見や感想をもらい、施設の方針に積極的に繁栄させるように努めてきました。
その一方で、できるできないも含めてはっきりと伝え、その理由や考え方を理解していただくことで、役員さんたちも親さんたちの取りまとめに尽力してくださいました。そういう点では2か月に1回のこの時間はとても貴重なものになっています。
保護者会では、順番に全員が役員を一度は経験をしてもらう方針のようです。
役員を経験することで、施設のことがどういう風な考えで、どのように決められているかがわかるからということだそうです。
 その役員会で、最後に盛り上がった話は、グループホームのことでした。運営委員会や後援会などでも意識的に話題にしているのですが、親さんたちの一致した意見は、まずはホームよりもレスパイトがほしいとのこと。
「いぶきのレスパイト」がほしいんだという強い意見。
仲間の家がなくなったことが余計に拍車をかけているようです。
たまに息を抜くことができると、まだ家庭で一緒に暮らしていける。
一緒に暮らしていきたいということなんです。
 理屈で考えていくことは簡単です。
でもこれまでの役員会がそうであったように、この件についてももっと考えをだしあわなければならないなと改めて思っています。
ホームの議論とレスパイトの議論はセットですね。
 さしあたっては保護者総会、それから後援会総会と続いていきます。
意見を出し合う場にしていきたいと思っています。
職員としても、個人としても、みなさんの考えても出し合っていければ、いい議論になるに違いありません。一緒に考えていきませんか。
【Collaboration2007 vol.9より】