3日に上矢作で開かれたきょうされん支部総会に前夜から7人で現地入りしました。
作業所の所長の横光さんと、昨年高校教員を定年退職されただんなさんに、ご自宅の庭先でバーベキューでおもてなしをいただきました。
まるで息子や娘を迎えるような、なんとも心地よいおもてなしでした。
何を思い出すかというと、一番は、薄明かりの中で、大きな声で、しっかり相手をみながら、自身がとても楽しそうに、でも自然な謙虚さをもって話をされる横光夫妻の様子。
それから、だんなさんがこれまた楽しそうに大きな声で言われたひとこと・・・・
「今の僕は時間がたっぷりあるから。あっちこっちとびまわっている彼女(横光さん)が思う存分できるように応援してバックアップするのが今の僕の仕事」
本当に楽しそうでした。
北川の顔も穏やかになっているような気がしました。
話している最中にはなかなか気がつかなかったのですが、しばらくして最上級の心地よさの理由に気がつきました。
先に書いた様子はさておき、氏は、話している最中、私たちの名前を頻繁に呼ぶのです。
話す前に、なあ北川さん。話し終わって、なあ北川さん。話している最中に、どうやね北川さん・・・・。
もちろん北川に限らず、参加された他のみなさんに対しても同じように。
すぐに身につくものではありません。
自然に身につくものでもありません。
いろいろな人と出会いながら培われた、人と向き合う姿勢がにじみでたひとつなのでしょう。
だから余計に心地よかったのかもしれません。
あこがれますね。
先日、いぶきの林さんや竹内理事と話している時にわかったこと。
北川は今年38歳になるのですが、いぶきの法人化運動を始めた時の林さんが38歳だったそうです。
ということは、当時の法人化運動に取り組んだ多くの方々が、多少の幅はあれども今の北川の年の頃だったということ。
今の自分と比べてみて、その頃のエネルギーの大きさをひしひしと感じてしまいました。
そして原動力となったであろう親さんたちの思いの強さにも。来春にむけての出版準備が始まりました。
そのエネルギーに触れなおす機会も作られることでしょう。
人と向き合う姿勢を培う機会にもなることだと思います。
年度の初めのスタートダッシュや、連休、いぶきまつりとの切り替えを待たずして、新しい課題がでてくる時期です。
壁をなくして、取り組んでいきましょう。
【Collaboration2007 vol.8より】