Collaboration VOL.33

この欄にかきたいネタはたくさんありますが、書ききれないのが実情です。
 パキスタンの地震で命を落とした友の一周忌が近づいていること。とこなめ泥染め
を通して出会う人々を通して、「人として謙虚であることの大切さと奥深さ」を今一
番学んでいるような気がしていること。今度見学にくる関養護の看護師・藤井さんが
8年前に偶然ここで保護した自閉症の保育園児の母だということ。「なんでウチには
紹介してくれないんだ」と養護学校に押しかける施設がいくつもある一方で、我が子
のためにはここがいいんだと真剣に話され、来年の利用を希望する方が10人もいると
いうこと。友の自死を悔い、死にたくなっても、自分と話す前には死ぬな、出るまで
電話をかけつづけろと切々と綴るメールを友が送ってきたこと。最近知り合った初老
の男性がただ相手の名前をよぶそのひとことを聞くたびに、どうしてそんなに感謝の
念を自然にこめることができるのだろうかといつも思ってしまうこと・・・・別に宗教が
買っているわけではありませんよ。ただ、誠実であることをもっと求めたい気分に
なっています・・・・・・(笑)
 コラボレーション、発行したいのに発行しきれないのがいけません。裏返すと、こ
のペーパーをそれだけ大切にしたいんです。少し発行の仕方を考えたいと思っていま
す。