ポジティヴに・・・・
7月6日(水)に岐阜養護高等部と笑との交流が四国山公園であります。それにあたって古田さんからあったひとこと。昨秋の同交流の日の午後に熊崎さんの骨折の事故があったんですと。あえてその話に触れることにしました。怪我をした熊崎さんの足にはまだボルトが入っています。熊崎さんご一家には大変な迷惑をかけました。みなさんも忘れられないことですよね。
熊崎さんとはまた大きく異なりますが、私たち職員も大きな痛みを抱えることになりました。私たちにできることは、事実をしっかりと見つめ受け止め、そこからひとりひとりが自分自身の足で立ち上がり、戻ることの無い道を歩きつづけていくことです。サッカーW杯予選での中田選手が再三繰り返したコメントがあります。「チームが勝つためには、一人ひとりが一対一の勝負で負けないことが大切」と。チームワークや戦術でカバーする以前に、個々の選手が負けないこと、少なくともその意識をもつことを同選手は求めていました。
私たちの仕事も、私たちのチームも同じことなんでしょうね。もちろん私たちの仕事は勝負ではありません。でもひとりひとりがもつべき意識や真剣さという点では変わりないのでしょう。
自分を見つめなおす機会が得られることは幸いです。仲間たちとともに頑張れる場所があることも幸いです。あれから私たちが何かをつかんでいるとしたら、胸を張って、出し惜しむことなく取り組んでいきたいと思います。それがポジティヴというものなのだと思います。