第二いぶき・コラボいぶきでは今年も5つのグループ別で日帰り旅行にでかけています。まずはそのうち4つのグループの様子をお伝えします。
台風一過すばるが行く!~【すばる】
9月8日に、一宮市の「138タワー」と、川島町の河川環境楽園「オアシスパーク」に行ってきました。昨年は2グループに分かれて旅行に行ったすばるでしたが、今年はみんなで同じ場所に行って楽しめる事を第一にしました。
さて、当日朝のみんなの感じが少しいつもと違います。いつもよりもほんのちょっとドレスアップ?したみなさん・・・気持ちはすっかり仕事から離れ、ウキウキ気分が溢れ出しています。そんな雰囲気の中、バスは無事目的地へ。最初に訪れた138タワーに登ると、一面飛び抜けて青い空が見渡す限り広がる最高の眺めを見ることができました。前日の台風の置き土産でした。
次に訪れたオアシスパークでは、レストランで食事をしました。メニューはあらかじめ考えておいた分、楽しみが膨らんでいました。店内が暗くて心配がる仲間、いつも食べている環境との違いに職員にしきりに話し掛けながら食べる仲間。少し勝手は違いますがそれでも美味しそうな料理を前に、めいめいが素敵なランチを楽しんでいたようでした。食後はお土産物屋さんでお買い物。自分の物や家族の物を探す仲間もいれば、食べたばかりだというのにさらにポップコーンを買う人など、それぞれでした。帰りのバスの社内は、今日の余韻を楽しむ仲間の声が途切れることがありませんでした。
大きく膨らんだのは・・・【ほっと】
9月20日、重心の方が多いほっとのグループですが、今回は張り切って滋賀農業公園ブルーメの丘へ出かけました。
片道二時間半ほどの遠出でしたが、岐阜県社協のリフトバス「ながら号」を利用させていただいたおかげで、広い車内で体をほぐしたり、リクライニングしたりと道中はゆったりと過ごせました。みんな少し緊張した様子ながらも、期待と楽しみな思いがあふれていました。そんなみんなの願いが通じたのか、出かけるときには降っていた雨も滋賀県に近づくにつれて次第に弱くなり、着くときにはすっかり晴れていました。
到着してからは、まずは園内レストランへ。自家製ハンバーグや長くてプリプリの自家製ソーセージのおいしそうなメニューに目が釘付け。いつもよりも大きな口で食事が進みました。食後には優雅にコーヒータイムをしたり、おみやげを買ったり、園内に咲く花や景色を楽しみながら、メインイベントのパン教室を目指しました。
「感じる体験を」と計画したメロンパン作りはとても盛り上がりました。こね始めは生地が手にベタついて悪戦苦闘でしたが、次第に生地がひとつにまとまってくると、その柔らかさとほどよい温もりが、なんとも心地の良いこと。いつまでも触っていたいぐらいでした。焼きあがりは、みんなの期待どおりに、人の顔ほどもある大きなメロンパンに膨らんでいました。できたてのパンはおみやげとして持ち帰りました。お味のはもちろん文句なし。思いを込めて作った分だけ、美味しくできあがっていました。心も、おなかも?とても充実した旅行になりました。
(昨年に続き、今回の旅行も重心生きがい創出支援事業として実施しています)
手と手?をつないで~【ワークス】
9月27日に南知多ビーチランドへ行ってきました。行き先はみんなで相談して決めたものです。現地ではちょっと雨模様でしたが、海の動物とふれあい、イルカやアシカのショーなどを楽しみました。帰りに寄ったえびせんべいの里では、夏のボーナスでとっておいたお小遣いで、おみやげもしっかり買いました。仲間たちの生き生きとした感想をお届けします。
Tさん~よかった。ペンギン おさかなやった。くじら(イルカ)よしよしした。おべんとう さしみ よかった。おみやげ えびせんべい たべた。おばあさんに あげてきた。
Aさん~イルカたのしかった。ジャンプしとった。かんげきした。めちゃくちゃさいこうやった。アシカとイルカとあくしゅした。さわったよ。トドとか。やわらかかった。ペンギンは さわってないよ。えさはやってないよ。めんどくさかったで。
Iさん~一番おもしろかったのは、動物とあくしゅしたこと。イルカとかアシカとかアザラシとかさわれたこととか、あとイルカとかのショーとか、そういうのもよかった。小さいころに行ったときと、あたらしくなって,Yさんがあくしゅしたときと、ちがっとった。ぼくのときは、口やったけど、Yさんはひれやったので、いいなあとおもっとった。本当はぼくもあくしゅしたかったんやけど、やめた。おみやげとかは、おとうさんとおねえちゃんにかってあげた。おねえちゃん、よろこんどった。
たまには疲れを癒してさっ~【たくみ】
9月30日に日本昭和村に行ってきました。以前にも第二いぶきとして行ったことがありましたが、今回は少し雰囲気を変えて、日頃バリバリやっている仕事の疲れをちょっと癒しがてら、楽しい経験をしてこようか・・・とさながら慰安旅行的にでかけてきました。
着いたら早速そば打ち体験に直行です。誰もが初めてのそば打ち体験に、講師の方に教えてはもらえるものの、上手くできるのか少々不安を感じながらの挑戦でした。始めに、そば粉に水を入れていきました。ここでついついこねたくなってしまうのですが、そこはグッと我慢。教えてもらいながら順番にひとまとめにしていきました。二人一組で作ったのですが、他のグループの出来を気にして覗いてみたり、困っている人を手伝ったりしながら仕上げていきました。まとめた生地をしっかりとこねて、生地が均等にのびるように気をつけながら交代で麺棒で薄くのばしていきました。最後に、折りたたんだ生地を細く切って仕上げるのが思いのほか難しく、そば?きしめん?といわれかねない太さになってしまいましたが、その場ですぐにゆでて食べた手打ちそばは格別においしく感じられました。そば打ちも、もちろん食べるのも?みんなの積極さはさすが「たくみ」でした。
そばを食べた後は、お店を見ながら散歩をしてもうひとつの目玉の温泉にむかいました。いろんな湯を渡り歩き、露天風呂では空を見上げて秋を満喫しながら、しっかり日頃の疲れを癒してきました。風呂上りにはみんなそろってテラスでソフトクリームを食べ、家族におみやげもしっかり買って帰ってきました。
今回のすばる、ほっとの各旅行では、県社協のリフトバス「ながら号」を利用させていただきました。たくさんおられる車椅子の利用の仲間も快適にでかけることができました。ありがとうございました。