出会えてよかった

昨晩、ビートたけしの番組で筋ジストロフィーの青年を取り上げていました。
偶然にも、昨日の岐阜歯科衛生専門学校のオリエンテーションで佐藤さんの話をしたばかりだったので、思わず見入ってしまいました。
佐藤さんのことをご存知ない方もおられますね。
ここでは書ききれないので、第二いぶきの語り継ぎたい大切なことのひとつとして、前からいる職員の方はお伝えしていただければ幸いです。
それぞれの感性で。
 北川は外で話をする機会があると佐藤さんのことに触れることがよくあります。
グッズは「未来へ飛んでいこう」のビデオ(H14年度成人式ビデオの巻末に入っています)と通信の弔文です。
岐阜歯科だけで30人×7年、中学大ゼミで20人×4年、中学大その他のスポットで100人×10回ぐらい?等々、1300人以上の方に伝えて来たことになります。
(お母さんからはいくらでも話してくださいと了解をいただいています)いつも尽きない話になるのですが、基本は、彼との出会いが北川やいぶきにとってどんなに大きなものだったかということを、素直な感情をこめて話しています。
この話だけは(?)本当によく聴いていただけます。
 今日は、10人の仲間にとっては初の給料日ですね。
昔の資料を見てみると、2000年(開所2年目)4月の仲間の給料総額は25、205円。
当時のわかば(今の笑とこらぼの前身グループ)のみなさんは300円の基本給のみで日額分はありませんでした。
ちなみに今月の酒井さんと岡部さん2人の給料をあわせた額は26,300円です。
人数が違うので単純比較はできませんが、支払い総額は156,580円です。
 社会への新しい一歩を踏み出した仲間たち、そしてご家庭のみなさんは、この給料をどういう気持ちで手にされるのでしょうか。
連休あけにでも是非話をしてください。
僭越ですが、その重みを分かち合う仲間として、(いる場所ができてよかったではなく・・・)第二いぶきと出会えてよかったといってもらえるようになりたいと思っています。
私たちの毎日の姿勢でおのずと結果はついてくるはずです。
 つまりは、一日一日を大切にすることなのかもしれません。
佐藤さんとの時間はそうでしたし、命の期限を意識するとおのずと謙虚になるような気がします。
第二いぶきはそうですよね。
 水曜日に吉田さんから、「感謝しています」「ありがとう」「ついている(ラッキーということ)」を実際に口にすることの大切さを伝えている人の話をききました。
そう思います。
別々のところの話が、こうやってひとつに集約されていくような時、北川はあえてそれにどっぷり浸ることにしています。
ハードワークが1ヶ月続き、ちょっとしんどくなり始めた頃。言葉にしていこうねといいあえるチームであることと、ふと周りを見渡すとその機会があふれていることに気づくことができて何よりです。
 明日からはいぶきまつり。地域の方も交えて、絶好の機会です。いいまつりにしましょう。
【Collaboration2007 vol.6より】