自分のこれまで果たしてきた役割を振り返る時があります。
よく頑張ってきたなあと思うときもあれば、
ボクのあの選択がなかったら…、
ボクがこういう状況を作ってしまったんだな…と思うときもあります。
刹那的にそんなことを語るのは自意識過剰。
アンタひとりでやってきたつもりになるなってやつです。
でも自分の行動の影響を自己覚知しておくことは必要だと思っています。
前に進むために今を知る。
今の役割を果たすために、己をわかる。
ただ、自分の発したコトバの重さを計ることはとても難しい。
コトバはとても大事に使っているつもり。
意図をもって、コトバを選んでいるつもり。
それでも、思わぬ負のスパイラルを生じさせていることがあります。
しかも、往々にしてボク自身が気付くのは、「えっ」と思うほど後になってからなんてことが少なくありません。
ともに向き合い続けたいと、
いくらボクが思っていても、
みんなにとって、それはボクの想像以上にエネルギーを必要としてしまうことがある。
基本的にあまり「後悔」はしないのですが、
向き合えない関係になってしまうことは、きっと後悔する。
でも!
勘違いをしてはいけない。
向き合い続けるためにやらなければならないことは、相手をおもんばかり、気を遣って話すことなんかじゃない。
何を大切にするのか、目指すことをともにしながら、思うことを伝え合い、行動に移してくこと。
立場や考え方の違いをなくすことはもったいない。
同じ向きにならんだ矢印は、美しいかもしれないけれども、もろく崩れやすい。
ボクは、いろんな向きに筋交いがたくさんはいった大きな矢印を作ろうと思う。
ボクの役割は、
矢印の方向を語り、
信じて、
向き合い続けること。
ボクたちが、ボクたち自身に向き合いました。
自分たちはホンキなのか、
これでいいのかと考えました。
少しずつ前に進みます。
そして、最後に…
それでいいのか?と問いかけ続けてくれている方に、スタッフからプレゼント。
「記念日」は百々染の得意とする場面。
一枚だけあった「その日」に染めたストールを差し上げました。
そう。
プレゼントなのに、逆に百々染のつよみを体験させてもらいました…。